2010年09月03日

拡大する可能性 mathura-A1構造実態の行方

八放射状連結を全方向で二段にするとどうなるかという発想が当然起こる。結果がこの図であります。

マトリクス
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一方でmathura-A1の規定で縦に二個なら左右に一個づつ繋げば両脇侍の構造規定がより細かくなるという発想も沸き起こり、まさかそこまではと思いながらも作業をやってみたのであります。

マトリクス全体と像の関係
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像部分
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おそらくはこれが結論で御座いましょう。像の上の具体状況を読めば的確な規定になってるとしか言いようがない次第です。今までやってきた分に対してもこの筋で調査のやり直しが見えてまいりました。しかし、こんな超人的な作図が人間業で可能なのかという思いがまずあるわけです。しかし現物がそうなっているのだからどうしようもありません。納得してそこから状況のイメージを始めるしかないですね。先行きの膨大さを憂いてる場合ではなかったのです。

PS:補足
この放射構造を想定する場合、上方三個の連結部分が像の規定に影響を与えていないのは当然ですが、水平方向左右の連結部分も像にかかる円は各一個のみでした。それに対し下方45度方向左右の連結部分は、両脇侍と獅子座に対して重大な効力を示しております。現実作図としては、この有効領域のみを用いたものかもしれません。しかし、水平方向連結により像上に加わる左右各一個の円というのも、両脇侍の規定に対し要所を得てるようにも思われます。
posted by コマプ墨田 at 01:15| 仏教関係調査